PC冷却強化

■実施内容
i860をP7P55D-E DEXULEで運用しているマシンの冷却を強化するため、CPUファンをリテールファンから風神鍛に換装する。

■結果
通常運用では全く安定。大変満足。オーバークロックには足りないが、これ以上の冷却はコストが掛かり大変そうなので、一旦完了。

BIOS画面: 42.5℃/38℃ (CPU/MB)
起動後: 40℃/38℃
OCCT: 1時間完走。 58℃/40℃

■経緯
ファン換装前はBIOS画面でCPU温度が高いため起動できないと言われるくらい、またBIOS画面で確認すると75度とかありえない数値だった。まずはリテールファンに付いた埃がすごいことになっていたので、掃除してきれいにしたのだが、それでも55度。これはだめだな、ということでファンの強化に乗り出した。COOLERMASTERのHYPER TX3が安くて評判も良さ気だったので購入を考えていたのだが、DOSPARAで現物を見ていると、展示棚にあった風神鍛にグイグイと惹きつけられた。名前も狙ってるしもうこれ、と大枚叩いて買ってしまった。

装着するときにはマザーボード上の他のパーツにあたったりしないか注意しなければならないが、デジカメで内部の状態をとっておいたので、現物と比較しながら検討できた。

マシンに装着時の注意点。

  • 装着がネジ式なので、ほぼフルオーバーホール。ケーブル類の装着方法を確認しておくこと。
  • 以前のグリスをちゃんと取る。このためにジッポのオイルを100円ショップで購入。
  • 掃除掃除掃除。1年半もほっておくと電源やCPU、GPUのファンがすごいことに。ケースの底など細かな部分も忘れずに。

全部で2時間ほどの作業だったが、ほぼ組み直しになるのでかなり神経を使った。組み直して電源を入れる一瞬がとてもいやぁな感じ。電源ボタンを押しても反応しない。う、やったかな?と思うが、P7P55D-E Deluxeのスイッチへのラインは外れやすいのを思い出し、確認、挿し直して再度電源投入。ああ、いままでどおりちゃんと動いたっ!今回は今まで回していなかったケース上部のファンも動かし、風量増加を試みた。

結果は良好。しばらくこれで運用してみよう。オーバークロックするにはどのくらいの冷却が必要かは別途確認してみよう。